今日は、何もできなかった気がする。
朝からバタバタして、
気づいたらもう外は暗くて、
「今日、私なにしてたんだろう……」って、
ぼんやり床を眺めてしまう日。
予定していた掃除は終わっていないし、
返すべきメールもそのまま。
夕飯だって、もっとちゃんとするつもりだった。
「今日もちゃんとできなかったな」
そう思うと、なんだか急に情けなくなってしまう。
振り返ると、ちゃんとやっていた
でも、今日という時間を少しだけ巻き戻してみる。
眠い目をこする子どもを着替えさせて、
「行きたくない」とぐずる背中をさすって、
泥だらけの靴下を洗って。
泣き声が聞こえたら、手を止めて抱き上げて、
「お腹すいた」の声に合わせて、台所に立った。
ひとつひとつは、名前もつかないような小さなことばかり。
でも、そのひとつひとつのために、
私は今日、何度も自分のやりたいことを後回しにした。
「何もしていない」気がする理由
何もしていないように感じるのは、
自分のことを後回しにして、
誰かのために動き続けていた証拠。
目に見える成果や、
キラキラした達成感はないけれど。
子どもが今日を無事に終えて、
布団の中で体温を感じさせてくれている。
それだけで、本当はとんでもない量の仕事を、
やり遂げているはずなんだと思う。
休む暇がなかっただけ
「何もできなかった」と泣きたくなる日は、
たぶん、一秒も休まずに誰かのために心を配っていた日。
何もしなかったんじゃなくて、
自分のために使う時間が、一分もなかっただけ。
それだけで合格にしていい
完璧な一日じゃなくていい。
予定通りに進まないのが、今の私の日常。
「何もできなかった」と思った日ほど、
実は、精一杯やり抜いた日だったりする。
振り返れば、私はちゃんと、全部やっていた。
お疲れ様、私。
今日も、それで合格。

