産後のしんどさを、
私はずっと「自分でどうにかするもの」だと思っていた。
頼れない
甘えられない
それが普通だと思っていた。
使うという発想が、そもそもなかった
産後ドゥーラやベビーシッターの存在は、
名前だけは聞いたことがあった。
でも、
自分が使うものだとは思っていなかった。
特別な人のもの
余裕のある人のもの
どこかで、
最初から対象外にしていた。
お金を払ってまで頼ることに、抵抗があった
子育てのことで
お金を使うのは、
何か違う気がしていた。
我慢すればいい
自分でやるべき
そうやって、
選択肢を狭めていた。
一番しんどかった時期ほど、視野が狭かった
今振り返ると、
一番余裕がなかった時期ほど、
考え方が固まっていた。
調べる余力もなく
比べる気力もなく
ただ、
一日を終わらせることで精一杯だった。
使えば楽になったかは、正直わからない
もし使っていたら、
劇的に楽になったかどうかは、わからない。
でも、
「頼ってもいい」と思えたこと自体が、
支えになった気がする。
選択肢があると知っているだけで、違ったかもしれない
使うかどうかより、
選べると知っていること。
それだけで、
追い詰められ方は違ったと思う。
知らなかったから、
一人で抱えるしかなかった。
あの頃の自分に、教えてあげたい
使わなくてもいい。
合わなかったらやめてもいい。
でも、
そういう選択肢があることだけは、
知っていてもよかった。
産後ドゥーラやベビーシッターは、
楽をするためだけのものじゃない。
壊れずに続けるための、
一つの手段だったのかもしれない。

