以前の私は、
人の話をできるだけ聞こうとしていた。
役に立つかもしれない
知らないより知っていた方がいい
そう思っていた。
でも、聞くほど迷っていた
話を聞くたびに、
「それも正しそうだな」と思う。
すると、
今までやっていたことが
急に不安になる。
さっき聞いた話と
さっきまでの自分が、
ぶつかり始めていた。
全部を取り入れようとしていた
やっている人の話も
やっていない人の話も
どちらも無視できなくて、
全部を自分の中に入れようとしていた。
その結果、
判断する前に疲れていた。
聞かないと決めたことがある
あるとき、
「全部聞かなくていい」と
思うようになった。
今の自分に関係なさそうな話
今すぐ必要じゃない話
それは、
聞かなくてもいいことにした。
情報を減らしたら、判断が残った
話を減らすと、
不思議と迷いも減った。
正解を探す時間が減って、
「今の自分はどうしたいか」を
考えられるようになった。
人の話は、参考でいい
人の話は、
ヒントにはなる。
でも、
そのまま答えにしなくていい。
聞くかどうかも、
選んでよかった。
自分の基準は、静かに戻ってくる
比べる声を減らしたら、
自分の感覚が少し戻ってきた。
何をするかより、
何を聞かないか。
それを決めただけで、
気持ちはずいぶん軽くなった。


