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紀尾井清堂を見学「奇跡の一本松の根」展レポート

紀尾井清堂の「奇跡の一本松の根」展に行ってきました! 子供とおでかけ

東日本大震災発生からこの3月で11年が経過します。

一昨年12月に竣工した紀尾井清堂(きおいせいどう)で、「奇跡の一本松の根」展が行われると知り行ってきました。

また、開催地の紀尾井清堂は建築をかじっている人であれば一度は見てみたい建物ですよね。

展示も建物も感動したのでぜひ見に行ってみてください。

走り回ったり、騒いだりはできませんが、ベビーカーを預かっていただいたり子連れでもウェルカムな雰囲気で安心して見学することができました!

紀尾井清堂で開催「奇跡の一本松展」

行事名称「奇跡の一本松の根」展
展示期間令和4年3月11日~令和5年3月9日
展示内容【見学時間 約70分】
1F:奇跡の一本松 根(見学目安30分)
2F:NHK「ホリデーにっぽん-奇跡の一本松を追って-」
(映像時間34分)
開 館 日火・木・土曜日(祝日・年末年始等を除く)臨時閉館する場合があります。
最新情報は予約専用サイトでご確認ください。
開館時間10:00~16:00
観覧料無料
予約サイトhttps://ipponmatsu-no-ne-yoyaku.jp/reservations/calendar
※上記URLより事前申込制です。※一度に予約できる人数の上限は5名までです。
団体でのご予約については直接事務局(03-3264-2279)にお問合せください。
会  場倫理研究所 紀尾井清堂(東京都千代田区紀尾井町3-1)
JR四ツ谷駅(麹町口)より徒歩10分・地下鉄麹町駅(2番出口)より徒歩5分
地下鉄赤坂見附駅(D出口)、永田町駅(7番出口)より徒歩6分
・紀尾井清堂アクセス【Google マップ】
共  催株式会社内藤廣建築設計事務所、一般社団法人倫理研究所、陸前高田市
後  援紀尾井町町会、全国民間放送ラジオ局37社
注意事項※駐車場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
※スーツケース等の大きなお荷物を会場に持ち込むことはできません。お預かりもできません。
※安全上、ヒールの高い靴では入館できません。
出典:一般財団法人 倫理研究所

見学には予約が必要なので注意してくださいね!

展示内容

1階 実物展示「奇跡の一本松の根」
※30分入れ替え制

2階 映像展示「奇跡の一本松を追って」2013年放映
※35分番組を繰り返し上映

3~5階 自由見学可能
※靴を脱いでの見学

奇跡の一本松とは

奇跡の一本松
奇跡の一本松

2011年3月11日、陸前高田市を震度6弱の大地震と18mの大津波が襲い、死者・行方不明者を合わせ、1750名以上の方々が犠牲となった。市街地や海沿いの集落も壊滅、約7万本の高田松原もほぼ流失した。その中で唯一耐え残ったのが、高さ27.5m、幹直径90cmの「奇跡の一本松」である。

出典:「奇跡の一本松の根」展

2012年に枯死が確認され、今はモニュメントとして保存整備されているそうです。

紀尾井清堂とは

紀尾井清堂の外観
紀尾井清堂の外観
建築主一般社団法人倫理研究所
設計・監理内藤廣建築設計事務所、KAP(構造)、森村設計(設備)
施工前田建設工業
竣工2020年12月
敷地面積537.56㎡
建築面積369.23㎡
延床面積1287.83㎡
規模地下1階・地上5階
構造鉄筋コンクリート造(一部プレストレストRC造、鉄骨造)

紀尾井清堂は施主である倫理研究所から「思ったように造ってください。機能はそれにあわせてあとから考えますから」と言われて建築家の内藤廣さんが設計したちょっと変わった建物です。

会場に向かって歩いているとガラス張りの建物が現れて驚きました!

外から見るとコンクリートとガラスの建物という印象ですが、1階部分はタイル、2階から5階までは木で覆われています。

1階と2階から5階で雰囲気がかなり違いますが、教会のような神聖な雰囲気を感じました。

紀尾井清堂の会場写真

奇跡の一本松の根
奇跡の一本松の根

陸前高田市市内の倉庫に保管されていたものが東京で見られるなんて不思議な気持ちになります。

力強く、もはやアート作品のようです。

根は約60本のパーツに分かれています。

搬入はガラス・方立を撤去して行われました。

根の中心部分はクリアランスがほぼなく、さまざまな企業の協力のもと行われたそうです。

紀尾井清堂の外階段
紀尾井清堂の外階段

2階には外階段を通っていきます。

紀尾井清堂2階から上を見る
紀尾井清堂2F 
紀尾井清堂の3階
紀尾井清堂3F
紀尾井清堂の5階から見下ろす
紀尾井清堂5F
紀尾井清堂の5階から階段を下りるところ
紀尾井清堂5F


中に入ると圧巻の光景なので実際に見る価値ありです。

1階のタイルや手すりのルーバーなど一つ一つに職人さんの苦労が感じられます。

紀尾井清堂 まとめ

「奇跡の一本松の根」から強い生命力を感じ、災害のことを思い出すきっかけになりました。

普段は忘れがちですが、日本は災害大国です。

これを機会に、日ごろからどのような備えが必要なのか見直してみようと思います。

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