新型コロナウイルス感染を長期的に防ぐため、保育園でもマスクの着用が一般的になっています。
正直なところ「子供にマスクはかわいそうだな・・・」と思うのですが、集団生活をするためには仕方ありませんね。
そこでこの記事では保育園でのマスクのルールを紹介していきます。
保育園でのマスクのルール
何歳からマスクをするのか
一般的に3歳児クラスから着用します。
通っている保育園では3歳児クラスに進級する1か月前からマスクの練習が始まりました。
年齢ではなく学年で区切られています。
不織布でないといけないのか
布マスクでも大丈夫な保育園が多いようです。
通っている保育園では不織布と布マスク半々くらいです。
不織布と布マスクのメリット、デメリットを上げましたのでご家庭によって子供が気に入るものを選んであげてください。
不織布のメリット
・ウイルスをフィルターで防げる。
・圧迫感が少ない。
不織布のデメリット
・1度しか使えないのでコストが高くなる。
・1枚ずつ名前の記入をしなければならない。
布マスクのメリット
・子供の好きな柄が見つかりやすい。
・何度も繰り返し使える。
・肌に優しい。
布マスクのデメリット
・ウイルスを完全には防げない。
・圧迫感がある。
保育園でマスクをつけて生活できるか不安でした。
でも、どのお子さんもきちんとマスクをつけていてえらいなーと思います。
マスクはずっとつけているのか
食事の時、外遊び時、お昼寝の時は基本外しています。
また、体調がすぐれないときや苦しそうなときなどは様子を見て外します。
何枚くらい使うのか
午前中と午後で1日2枚使用します。
通っている保育園ではジップロックに午後の替えのマスクと使用したマスクを入れるための袋を入れて準備します。
鼻水やよだれなどで汚れてしまった場合は、予備のマスクを使うのでロッカーに予備も入れています。
子供にマスクをさせる時の注意点
2歳未満の子供には使用しないようにしましょう。
2歳以上であっても大人が子供をよく観察してマスクを外すタイミングをしっかり見極めることが必要です。
乳幼児のマスク着用には危険があります。特に2歳未満の子どもでは、気をつけましょう。
乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。むしろ、次のようなマスクによる危険性が考えられます。・呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。
出典:公益財団法人 日本小児科学会 乳幼児マスク着用の考え方
・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。
特に、2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えます。
子どもがマスクを着用する場合は、いかなる年齢であっても、保護者や周りの大人が注意することが必要です。感染の広がりの予防はマスク着用だけではありません。保護者とともに集団との3密(密閉、密集、密接)を避け、人との距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことも大切です。
ベビー用等小さいマスクの型紙紹介、販売等がなされていますが、乳幼児へのマスク着用にはマスクの大きさにかかわらず上記の危険性があります。十分に留意しましよう。
公益社団法人 日本小児科学会ガイドライン 乳幼児マスク着用の考え方
まとめ
子供のマスクの影響はまだ正確にはわかっていませんが、良い影響はないだろうと考えています。
しかし、マスクをつけなくて良い生活が戻ってくるのはまだまだ先になりそうです。
なので、それまでの間は子供が気にいってくれるマスクを見つけ、少しでも楽しくマスク生活ができるようにしていきたいですね!
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